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手足の痺れ・痛み

上肢の痺れや痛みについて

腕や手の感覚や動作は、首から手へつながっている末梢神経が司っています。

 

上肢(肩・腕・手)の痛みや痺れは、肩甲骨から手先までの関節がねじれ歪んで、肩、肘、手首~指などの関節や筋肉の動きを制限。

 

血管、神経などの通り道が狭くなり圧迫され、痛みやしびれといった症状があらわれています。

 

上肢にでる症状

・四十肩・五十肩

・テニス肘・野球肘

・手首・指の痛み・痺れ

 

などがあります。

 

四十肩・五十肩

四十肩・五十肩は「肩関節周囲炎」と呼ばれます。

 

肩の関節や関節周辺の筋肉や腱などが炎症や癒着を起こし、肩の痛みや違和感、腕が上がらないなどの症状がでます。

 

四十~五十代に多くみられる症状なので、四十肩・五十肩という名前になったと言われています。

 

テニス肘・野球肘

テニス肘は肘の外側に、野球肘は肘の内側にでる痛みです。

 

テニスのストロークや野球の投球動作の繰り返しから肘の関節に症状がでます。どちらの痛みも、使いすぎが原因によって起こるものが多いです。

 

また、野球肘の場合は骨や関節の発育期の投球過多が大きな要因になることがます。

 

手首・指の痛み・痺れ

手首の痛みや指の痺れは、手首の内側にある手根管と呼ばれる空間で神経が圧迫されることで起こる「手根管症候群」が有名です。

 

手首は指に向かって腱が通る場所で、腱がばらけないように靭帯でまとまっています。

 

手首の関節の動きが悪く、手のアーチが少なくなっていると、手の使い過ぎなどから、手首を通る腱がスムーズに動けなくなり、ストレスがかかり、前腕や手首、指への痛みや痺れになっていることがあります。

 

下肢の痺れや痛みについて

脚(足)の感覚や動作は、腰から脚(足)へつながっている末梢神経が司っています。

 

下肢(股関節~足先)の痛みや痺れは、骨盤から足先までの関節がねじれ歪んで、股関節、膝、足首~指などの関節や筋肉の動きを制限。

 

血管、神経などの通り道が狭くなり圧迫され、痛みやしびれといった症状があらわれています。

 

下肢にでる症状

・座骨神経痛

・股関節の痛み

・膝の痛み

・足首。足底の痛み~指の痺れ

 

などがあります。

 

座骨神経痛

坐骨神経痛とは、腰やお尻から太ももの裏側(少し外側)などに痛みや痺れなどがでる症状ことを指します。

 

腰から足にかけて伸びている坐骨神経が、筋肉が緊張しその通り道が圧迫や刺激を受けることで症状になると言われています。

 

股関節の痛み

股関節の痛みは、立ち上がりや歩き始めなどの何気ない動作の中で脚の付け根(鼠径部付近)に感じることが多いです。

 

この症状が進行すると、動かなくても持続した痛みを感じたり、夜間に痛んだりすることがあります。

 

また、長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなったりすることもあります。

 

膝の痛み

膝の痛みの原因は、さまざまです。

 

加齢によるもの、O脚やX脚によるもの、体重増加に伴うもの、スポーツや運動での使い過ぎによるもの、どれも膝へ負担がかかり軟骨がすり減ったり、筋肉量の減少などから膝の関節へのストレスが増加し痛むと一般的には言われています。

 

足首・足底の痛み~指の痺れ

足底に向かう神経が足の関節内で障害を受けることで、足底から足の指にかけて痛みや痺れ、冷え、ほてりなどの症状が起こります。

 

なぜ、手足にでる症状が良くならないのか?

人間は全身のセンサーが、脊髄や脳と通じ、姿勢や動きを全体で調整しています。

 

行き過ぎて倒れたりなど危険が及ばないように反射・反応して骨格の構造と共に、全体のバランスを保ってくれているのです。

 

上肢は体のバランスを取るバランサーとしての役割、物を持つ・道具を操作するなどからコミュニケーション時の表現にも使われます。

 

下肢は体のバランスと支持、歩行などの移動、しゃがむ・座る、足で道具を操作するなどに使われます。

 

どちらもこれらの動作を意識的・無意識的に使う仕組みが体には備わっています。

 

しかし、この仕組みに、仕事や家事での悪い姿勢や動作の繰り返しから、少しづつ無理な情報が学習され、リセットできずにいると、全体のバランスの崩れから関節や筋肉などへ、強い負担を招いてしまいうことになるのです。

 

このような状態から手足の症状がでているのであれば…

上記した無理な情報の学習からおきている慢性化した上肢・下肢にでる症状やこり感、痛みや痺れは、単純に痛み止めや湿布で対応しても、症状周辺をモミ解しても楽になるのはその場だけ。

 

もう一度、このバランスを保つ仕組みが、自然に本来の状態に戻るようなアプローチをしないと、また、負担がすぐぶり返し、度々、症状を繰り返すどころか、酷くなっていくというのが現状だと考えています。

 

上肢・下肢の痛みや痺れなどを整体するポイント

体全体の状態を観て原因を探し、全体のバランスが安定できるようにすることが大切になります。

 

上肢・下肢、どちらの症状も体全体の重心バランスや中心からの動きやつながりを診ながら、そこに影響を与えている、体の仕組みを阻害する原因を必要に応じて整体を行っていきます。

 

器質的な損傷からの症状や行き過ぎていない状態であれば…

体のバランスや歪みを整えることで対応しています。

 

「四十肩・五十肩」は、背骨や肋骨の歪みから肩甲骨の動きに制限がおこりでていることが多いです。

 

「テニス肘・野球肘」「手首・指の痛み・痺れ」は中心から指先までのつながりがどうなっているのかを診ながら。

 

「座骨神経痛」「股関節痛」「膝の痛み」「足首や足底の痛み・指の痺れ」は重心バランスやそこからの体重の乗り方、骨盤から足先までのつながり、各関節の位置関係などを診ながら施術を行います。

 

【膝への施術の一例】

痛みのでている方の膝周辺を他の施術院で2か月、殆ど毎日、揉み解しに通っても、症状が少ししか改善されなかった方が当院へ来院した時のお話です。

 

膝だけではなく全体を診てみると骨盤から頭部までの背骨と肋骨に歪みがあり、重心バランスが痛い膝関節に偏って、体重が左右に分散されない状態でした。

 

この重心バランスの偏りは、全身の反射・反応から起こったものです。いくら筋肉をほぐしても、姿勢を維持する為、体重がまた、そちらの脚(膝)にかかっていきます。

 

なので施術は、重心バランスの調整をして、体重が分散できるバランスに戻し、股関節や膝、足首の歪みを調整。その後、緊張して傷んだ膝周りの組織が治りよくする為、循環を促す施術などを施しました。

 

この方の場合、1回目の施術で7割ほどの痛みが取れ、その後、週1の施術を計4回施術することで膝の痛みが殆どなくなってしまいました。

 

上記は一例ではありますが、いずれの場合も「今が、どのような状態なのか?」を”全体から見極めて原因を整えること”が、上肢・下肢にでる症状(痛みやコリ感なども含め)から早く脱却する為の「ポイント」となるでしょう。

 

高松ながまち整体でできること

器質的な損傷や疾患からでている症状は、整形外科や病院での治療が必要です。

 

しかし、当院では逆に整形外科や病院では分からない、全体のバランス(筋骨格系のバランス・内臓のバランス自律神経のバランスなど、各体の仕組み)を診ながら整体することができます。

 

また、マッサージや押したり揉んだりではできない、関節や筋の受容器・腱反射や呼吸反射を介して、姿勢を制御している平衡感覚なども安定させ重心バランスなど根本から整え、結果、症状にも対応しています。

 

当院が初めての方へ

注:高松ながまち整体では押したりもんだりバキボキする施術はしていません。このような施術をお求めの方は他院をお探し下さい。

 

そうではなく体を根本から良くしたいと思われてる方は当院がお役に立てると思います。整体院の特徴は「HOME」に書いていますので、そちらも合わせてご覧いただければ幸いです。<(_ _)>

 

高松ながまち整体の場所

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