高松でなかなか良くならない首の不調でお悩みの方へ

首の痛みについて

高松で首まわりの不調で当院に来院される方の症状例

  • 疲れると首の疲労感が強くなる
  • 首のこり感が強く眠れない
  • 枕が合わず何度も枕を変えた
  • 何度も寝違えたことがある
  • 首の痛みやだるさが取れない
  • 以前のムチウチがぶり返す
  • 頸椎ヘルニアと言われ首に痛みがでる

 

などです。しかし、首まわりに不調を訴えられる方の多くは、肩こりや頭痛、肩の痛みや腕から手先への痺れなど、症状が重なっている方が多いです。

 

 

首まわりの不調が良くならない原因

首の位置関係について

首の構造イメージ画像

首は肩と頭の間にあり、一番上にある頭を、7つある頸椎(首の骨)と筋肉で支えています。

 

 

脳に安定した血液を送る為、立つ座るなど日常の動作の中で、眼や眼と頸の反射、三半規管や緊張性頚反射などの反射を使い、頭は常にある程度、水平を保てるようになっています。

 

めまい顎関節症のページに書いたように、首から下の土台が崩れると、ゆとりを持って頭を安定して保てなくなる為、様々な症状に繋がってくるのです。

 

 

首まわりに負担がかかり続けて、症状になっているということ

上記したように、首の凝り感、寝違いによる首の痛み、ムチウチ(注:1)頸部ヘルニア(注:2)に伴う首の辛さなども、この首の位置関係による構造的にかかる負担からでています。

注:1ムチウチは事故などの外傷で。注:2頸部ヘルニアはスポーツでの外傷でなることがあります。

 

 

なかなか良くならない首まわりの不調は、頭から肩(体全体)のバランスが崩れる原因を見極めることが必要です

頭から肩まわりのバランス検査イメージ画像

なぜなら、首に負担がかかる原因は、直接、首にはないことが多いからです

ですので、基本的な症状の「首のハリ感」や「コリ感」は、直接、首の関節に矯正したり、首や肩まわりの筋肉に押し揉みして刺激を加えるのではなく、土台である体のバランスや歪みをとり、全体を安定させてから、頭の位置を整えて首に負担のかからないようにします。

 

単純な「コリ感」「ハリ感」であれば、体のバランスや頭の位置を整えるだけで、症状がなくなっていきます。

 

ただし、寝違い・ムチウチ・頸椎ヘルニアに伴う痛みや痺れは、頭と体との構造的なバランスの乱れが、季節などの時期に関係するもの、事故による他からの外傷によるもの、姿勢だけではなく、スポーツなどの外傷を伴うものなので、基本的な考え方は変わりませんが、対応方法が違います。

 

 

寝違え(炎症を伴う症状)

急に痛む・後ろが痛む、寝起きに頭を持ち上げようとしても痛みでできない

寝違いイメージ画像

寝違いは季節の変わり目気温差が激しいときなどに起こりやすくなります。

 

 

季節の変わり目などで、内臓のバランスが崩れると内臓下垂になり、骨盤周辺が不安定になって、頭を支える筋肉の緊張が強くなります。

 

この状態で眠ったときに、首の筋肉の緊張が続いたままになると、血行不良などから首の筋肉が痙攣状態になって炎症を起こして痛みが出ます。

 

腰痛のページの「ギックリ腰」「急性期の症状」のぺージに書いたように、まず、炎症をアイシングや安静にすることでなくし、それから整体をする方が適切な処置となります。

 

炎症がなくなっていないのに、マッサージやストレッチをするのは厳禁ですので注意してください。

 

 

ムチウチ

病院や整骨院での治療で、保険の適応期間が過ぎても良くならないムチウチ

ムチウチは、事故などの外傷性の首へ負荷がかかった状態です。

 

 

事故による衝突した勢いの方向や体にかかるストレスで、重心バランスがかなり崩れてしまっていることが多いです。

 

受傷からの期間で施術の方法は違いますが、事故での保険により最初は検査や治療は病院や整骨院での診療を得て、保険の適応期間が過ぎても治らないので、当院に来院されることが多いです。

 

施術は、衝突時に体に入った衝撃の方向や、そのストレスを軽減させていくこと。そして、体の軸性を戻るようにして、重心の安定を図っていくことが大切になります。

 

 

頸椎椎間板ヘルニア

頭と体のバランスの悪さが長期間続いた場合とスポーツなどでの外傷でなる場合も

頸椎椎間板ヘルニアイメージ画像

頸椎椎間板ヘルニアは、頸椎と頸椎の間の椎間板というクッションが突出するという意味です。

 

 

首のヘルニアなどの頚椎に問題が出ている首の痛みは、長期間、頭と体のバランスが悪くなっていて、頭を支える首の負担が大きい状態が続くと起こると考えられます。

 

また、スポーツ(格闘技での頸への攻撃、頭から相手、体へコンタクトする衝撃)などの外傷性のものもあります。

 

どちらの場合も、首の関節を支えるクッションがはみ出ている状態です。まずは、頭が体に対してバランス良く保てるようにすること。その後、体の重心を安定させることが、症状の軽減に繋がります。

 

*行き過ぎた頸椎椎間板ヘルニアで、手を使う・歩行などに運動障害がでる、排尿・排便障害などは、早急な病院での処置が必要となります。

 

注:当院は体に掌や指で触れて全体のバランスを整え、各症状に対応しています。押したり揉んだり伸ばしたりの施術は一切しません。マッサージや指圧、ストレッチなどをお求めの方は、他院、又は他のお店をお探し下さい。